THE SAVAGE

THE WHITE STORY[ALBUM]

2020年9月。
新型コロナウイルスの感染拡大が世界に大きな影響を及ぼす中、産声をあげた「THE SAVAGE」。
彼らの処女作「SunLight Yellow」以降、変わらず重ねてきた「鮮やかな色彩」を1枚に凝縮した待望の1st Full Albumがリリース。

徒らに折り重ねる色は、「黒」へと染まっていく。
華々しいスポットライトは色を重ねる度に「白」へと溶けていく。

全てを懸けた物語を綴る勇気、挫折と栄光の輪廻。
ノートでも、五線譜でも、キャンバスでも構わない。
一片の輝きが、エンドロールのその先に繋がる。

光を集めるように。
——「THE SAVAGE」の5人が紡ぎ出した、まだ真白い物語。

■THE SAVAGE × THE SAVAGE
「UK GARAGE」「REGGAE」「SYNTHWAVE」「ROCK」「R&B」「KIZOMBA」「TANGO」…
こだわり、そして悩みながら体現してきた色鮮やかな音楽ジャンル。
そこに物語の主軸となる「白」を添えて、彼らの世界はゆっくりと廻り始める。
音楽が映し出す【色】は【光】と同質。
重ねれば重ねる程に、彼らだけのSTORYは純粋に、真白く輝いていく。

THE WHITE STORY[Single]

「Cobalt Half Moon」以来、約2ヶ月振りの配信作品は、1st Full ALBUMからの先行リリース。
表題曲となる「THE WHITE STORY」は、ALBUMのアンセムであり、全てを取り払ったようなシンプルな楽曲。

徒らに折り重ねる色彩は、「黒」へと染まっていく。
華々しいスポットライトは色を重ねる度に「白」へと溶けていく。

全てを懸けた物語を綴る勇気、挫折と栄光の輪廻。
ノートでも、五線譜でも、キャンバスでも構わない。
一片の輝きが、エンドロールのその先に繋がっていく。

独りでは歩けない 僅か3万日の物語。
——「THE SAVAGE」の5人が紡ぎ始めた、まだ真白い物語。

■STRAIGHT SOUND × THE SAVAGE
自身の活動の第一幕として「音楽ジャンル」と「色彩」を体現する事を主題の一つとしてきた彼ら。
その模索の先に辿り着いたのは、全てを削ぎ落としたようなシンプルなサウンド。
真っ直ぐに表現された歌詞と音楽が映し出す【色】はすべての始まりとなる「白」。
多くは語らずとも、彼らの所信表明を感じて貰える構成に仕上がっている。

Cobalt Half Moon

多様なジャンルを 自らの解釈で生み出してきた「THE SAVAGE」が放つ3rd TRRACKは、
「SYNTHWAVE(シンセウェーブ)」をモチーフとした“サイバーパンクワールド”の再現。

深縹の視界に浮かぶ、50%の月。
ネオンに紛れた思考回路。
「彼」は、薄明かりに曝された工業的な直線を突き進む。
“Skit Mark”を超える刺激は、希望なのか?虚構なのか?

真実の戦場で虐げられる精神は、夜の闇で解放される。
溶け出す直線は、きっと機械的で挑発的なパラレルワールド。
彼らは、濃い”BLUE”に漂う、月の揺らめきを現す。

浮き沈む呼吸は 微かなパラノイア。
——「THE SAVAGE」の5人が、滾る亜音速で突き抜ける。


■ SYNTHWAVE×THE SAVAGE
80年代にシンセサイザーを主として創り出されたジャンルだが、
解釈が多様化しており、独自の進化を遂げたといっても過言ではない音楽。
日本での第一人者「NISI-P」による「本流」が、時代を知らない若さと融合した事で、
40年の時を超えて進化したサウンドを生み出した。
シンセサウンドの直線感と、どこかコミカルに聞こえる歌詞が
「レトロ」と「フューチャー」の境界線を描き出している。

Green Shade

「UK GARAGE」を下敷きとした第1弾Singleで華々しくデビューした「THE SAVAGE」の2nd TRACK。
「Dancehall Reggae」のビートを重用した同楽曲は、前作とガラリと趣きを違えた作品。

冷え切った秋風がもたらす儚さは、現実との一瞬の乖離。
それは吹き抜ける風の憧憬。
同じ景色であっても、今は触れる事の出来ない緑色の光線は、あの日、あの時、あの瞬間だけ感じられる刹那のヴィジョン。

信じ合っていたとしても、共有される事のない視界は、同じ色を映し出しているのか?
今見ている景観は、世界が強制するバイアスではないのか?
彼らは、不思議な”GREEN”の影を真っ直ぐに見つめる。

――この瞼に消えるその前に。
「THE SAVAGE」の5人が、夢と紛うような瞬きを描き出す。

「THE SAVAGE」の2作目のテーマは「翡翠の太陽」と「緑の影」。
その奇妙な“GREEN”は、かつて自らの中に沈めたはずの憧憬。

挑戦的な要素が強い今回のサウンドも、前作に続いて、鬼才「PART2STYLE」によるプロデュース。
同詩は「SunLight Yellow」の真戸原直人の文学的な世界観にリスペクトを感じた「YAVAGE CREW」というクリエイター集団が制作。
一読すると難解な歌詞ながら、5人の「歌」に個性を与えながら、物語に深みを齎す構成となっている。
前作とはまた異なった、彼らの新しいフィールドを体感して欲しい。

■ Dance Hall ×THE SAVAGE
70年代後半にジャマイカで生まれた「レゲエ」は、世界の様々な音楽に影響を及ぼしながら進化を遂げるジャンルの一つ。
その恩恵を預かり、THE SAVAGE CREWがそのビートの特性だけを利用して、全く違うジャンルとを成立させたと言っても過言ではない。
レゲエの独特な陽気なシャッフルを鎮めるような、叙情的な歌詞と切ないヴォイスが、日本的なノスタルジック感を逆に際立たせている。

SunLight Yellow

「THE SAVAGE」が満を持して世に放つ1st TRACKは「UK GARAGE」をベースにした独創的な世界。

太陽が昇り、暗い山が吹き始める、あの一面が黄色に染まるほんの一瞬。
そしてその姿を隠すまで様々な色合いは、まさに「光」が織りなす生命のエクスペリエンス。
繰り返す日々を象徴する「太陽」、そのカラーを彼らの瞳は”YELLOW”と位置付けたのだ。

望んでも望まなくでも変わっていく世界、その中で変わらないもの。
——君は君のままで。「THE SAVAGE」の5人は新しいうねりの中を進み始めた。

「THE SAVAGE」の最初のテーマは「太陽の光」。そしてその暖かい “YELLOW”。
曲の骨組みを支えるソリッドなサウンドは、日本人にしてヨーロッパのシーンをリードする鬼才「PART2STYLE」による完全プロデュース。
詩の世界観は、郷愁感のある歌詞を武器として、幅広い活動を続ける「アンダーグラフ」の真戸原直人が描き出した。

どこか文学的でメランコリックな歌詞と、世界をリードする最先端のトラックメイクによる奇跡の化学反応。
それらを楽しみながら自在に操る彼らのポテンシャル。
この「緩」と「急」は、「THE SAVAGE」5人の魅力を最大限に引き出したと自負している。

■UK GARAGE×THE SAVAGE
90年代にヨーロッパを席巻したこのジャンルは近年、再び世界的なムーブメントになりつつある。
随所のシンコペーションは奇妙な躍動感を与えながら、楽曲にソリッドな印象を生み出している。
最先端のトラックメイクと甘い歌声、メランコリックな歌詞。
通常結びつかない成分をTHE SAVAGE CREWによる化学反応で「和製」の「UK GARAGE」が完成した。